サロンにおける接客マナー



サロンにおける接客・マナーの実習   川崎 純子講師 h15/8


必要なもの→技術+接客→C・S(顧客満足)
理容店は特に言葉掛けが少ない。
接客が良いと裏切れない
以前来店した時の会話を覚えている。
傘を持っていても車に乗るときには傘をつぼめないといけない、
だからお客様が傘を持っていても、車に入る一瞬の為に店側が傘をさして送り出す。

○マナーの基本(挨拶・表情・身嗜み・言葉遣い・態度)
相手に対する心配り、このお客様に対してどのように心を配るか。
「笑顔が良かった」が1番多い。 5つ全てが出来て接客が良かったと言われる。
・身嗜み
第1印象。90%が決まる。目から入るポイントが高い。見た目が大切。
ポイント(理容は個性も大切なのでプリントは当てはまらない事も多い)
1.清潔感(1番大切)
2.控えめ(接客業の主役はお客様)
3.品のよさ(センス)お客様の目にどう映るか? 
統一感を出す。仕事がしやすいか? 明るい印象を与えているか?
良いかどうかを決めるのはお客様、どう映っているかを考える。
・表情(情けが表れる)
目鼻立ち(顔立ち)、表情(笑顔) 表情の方が大切
目元と口元に心をプラス。
目尻が下がる、口角が上がる「イ」の口。やさしい表情になる。
表情筋を動かしトレーニング(笑う)。使わないと固まってしまう。
表情が伴わないと心が伝わらない。
お客様の表情が悪いのは自分の表情が悪い。
・挨拶 挨(開く)拶(迫る) 何を開いて何に迫るか?
心を開いてお客様に迫る。 プラスαを心がける
あ あかるい、アイコンタクト。
1.笑顔 2.口を大きく開ける 3.イントネーションを山形に
い いつでも。 したり、しなかったりではダメ!
さ さきにこちらから。 相手の緊張を解く。
つ つづけて 相手の名前を呼ぶ
お客様→一般客。 名前を呼ぶ事によって個人客になる。

キドニタチカケシ衣食住
「キ」 季節 「ド」道楽・趣味 「ニ」最近のニュース 「タ」旅・旅行
「チ」知人(紹介等) 「カ」家族 「ケ」健康 「シ」仕事 「居」「食」「住」 リピーターに繋がるように

○言葉遣い(使いでは無く、心遣い)明るく、やさしく、美しく
・明るく
1.プラスの表現(お酒が瓶の半分ある。「しか」「も」どっちを使うのか)
プラスとマイナスの事を言う時は、プラスを後に持ってきた方が良く聞こえる。
「おいしいけど高い」「高いけどおいしい」 後良し言葉
2.話し方 (1.笑顔 2.口を大きく開ける 3.イントネーションを山形に)
「お綾や、お母上に、お謝り」ア音、縦に口を意識して開ける
・やさしく
1.易しく(わかりやすく)相手に合わせて→速さ、専門用語は注意
専門用語・職場用語はわかりやすい言葉に直す。
2.優しく(クッション言葉)命令→依頼。否定→肯定
恐れ入りますが、申し訳ございませんが、お手数ですが、あいにくですが・・・
「が」が、鼻に抜けたほうがやわらかく聞こえる「んが」
カルテ依頼→「お手数ですが、こちらにお名前をお書き頂けませんか?」
・美しく
宜しかったでしょうか?→宜しいでしょうか?(間違った言葉が多くなってきている、
千円からお預かり致します→千円お預かり致します)
敬語でしゃべる。親しいのと馴れ馴れしいのは違う→タメ口にならないように。

○態度(姿勢より態度の方が範囲が広く感じられる)
内面(心)
1.明るい気持ち。
2.相手の立場になる。 よく聴く、よく観る。(聞く、見るではない)
3.私的な感情を捨てる。嫌いではダメ!
外面(形)
1.姿勢を良く。
2.視線を合わせる。目の高さもあわせる。
3.正対する。
正面→礼の位置→真正面でなくても良い。
両サイド→情の位置→本音が出る。後ろ→恐れの位置→イヤ。

おじぎ 言葉が先に出てから行動する
15度→会釈、30度→敬礼(普通礼)、45度→最敬礼
腰から折る(腹筋〜首筋が一直線になる)
視線(相手の目→おじぎ→相手の目)
一旦止めてゆっくり戻す。

継続のヒケツ→意識する事→習慣になる




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