TCC温泉学校in長島


TCC温泉学校in長島 H17/9/12〜13

「自分の夢の為に、自分で決めた事を、自分で行動する為に」

今回のTCC温泉学校はプライベートな内容が多い為、
第2部の原さんのお話以外はミーティングの進め方を書いておきます。
(原さんから頂いた資料も転記させて頂きました)

案内文より
皆さん人生において様々な「夢」を持って日々お仕事をされていると思います。
そこで今回の一泊研修では「自分の本当にしたい事」「自分自身の決めた事」「夢」など、
ただそれだけを真剣に考え、より具体化できるように1人1人が参加型の内容となります。
何が何でも「やりきる」という決断をしたことありますか?自分の可能性を信じ、
すばらしい仲間と共に「夢」のスタートラインに全員で立つための研修です。

「夢シート」(実際夢などを書くシート)
「自分の本当にしたい事」「自分自身の決めた事」「夢」など具体的に書いてください。
明確にするためのワンポイントアドバイス
誰が、何を、どこで、いつまでに、何故、どのように、いくらぐらいで、「.....」する。
というような感じで考えてください。


この紙を受け取った時から研修が始まります。一人一人が真剣
に考える事が夢の実現のスタートです。



◎各自「夢シート」を書いてミーティングに参加します。
1班4〜5人とトレーナー(班長)でスタート

★ディスカッションのルールと説明
@1人目が夢を各グループ内で発表
A夢を聞いた人からのアドバイス
 ※@とAで10分です(時間厳守)
B各班のの発表者は別テーブルに集合(もう一度簡単に夢を発表)
残った人達はアドバイスシートに無記名で書いてください。
 ※Bで5分です(時間厳守)
C席に戻り2人目の発表を始める

約束 「夢」に対して中傷発言や駄目だしは禁止です
※例 無理だよ... おかしいよ... ちがう... やめたほうが...など
あくまでも「夢」の後押しになるアドバイスが好ましい
ルールを必ず守ってください。


◎ ルールに沿ってミーティング、Aのアドバイス(会話)で新たに考える事が出てくる事も...
Bでは夢に対してだけでなくAの時点の応答に対しても書く場合もあります。

その後、第2部の話を聞いて食事。
それから各自、各班等でアドバイスシート等を参考に考えたり、ディスカッションをしたり。
明け方の4時過ぎまで話し合っていた班もありました。

翌日のミーティング時に「夢.これからの自分」アドバイスを聞いて修正などあればここで発表します。
(ほとんどの方はより良い方向に修正がありました)
その後「過去・今までの自分」今までの反省点等の発表して終了です。




第2部 原 廣至氏

リラックスしている時が一番吸収しやすい。
原さんの今の目標
血圧が高いので5kgの減量
意思だけではどうにもならないので戦略を考えた
・万歩計を買った(結果が目に見えるように)
・携帯ラジオを買った(退屈しないように)
・たまには電車に乗って知らない所に行き、適当に歩いた(飽きないように)
その結果5kg減って血液検査の値がすべて正常になった→医者が驚いた

次の目標?は「PPK」(ピン・ピン・コロリ)
生涯現役で死ぬ時はコロリと逝きたい
今までに良いと思った事を自分に投げかけ、やろうと思った事をやる


夢に期限をつけると目標になる
※「青い熊」と「母さんおいで」
(青い熊は「おいあくま」と同じですが、悪魔の言葉を変えました)

「青い熊」
あ→焦るな
お→怒るな
い→威張るな
く→くさるな
ま→負けるな

「母さんおいで」
か→感動する
あ→明るく笑顔で
さん→サンキュー 感謝する
お→怒るな
い→威張るな
で→でしゃばるな

感謝する→夢を実現させるのに効果がある
エゴ.不満.ねたみ.怒り→これらを溶かすのが「感謝」


※「ありがとう」と「ばかやろう」
参照「結晶物語」江本 勝著 サンマーク文庫 エヴァ.シリーズ \700+税
同じ水に「ありがとう」「ばかやろう」「しようね」「しなさい」等
紙に書いたものを貼り付け凍らせた結晶は形が違う。如何に言葉が大切か。
目に見えるものは信じるが、目に見えないものはあまり信じないのが人間


【言葉の大切さ】
言葉には、言霊といって昔から不思議な力が宿と言われています。
一つの言葉で元気になったり、落胆したりします。
また言葉は刃物となって相手を傷つけることもあります。
自分の発する言葉が人に勇気を与え、心の安らぎを感じてもらうことも出来ます。
夢を叶えるには言葉使いを正しくする事が必要。
前向きな言葉を使い、後ろ向きな否定語は絶対に使わないこと。
「ムリだ、出来ない、そんな筈はない、ダメだ」等の言葉を使
うと夢の実現にブレーキが掛かり夢は実現しない。


「ツキを呼ぶ魔法の言葉」小冊子が口コミで広がり隠れたベス
トセラー(30万部)になっている。イスラエルを貧乏旅行した
青年がユダヤ人のおばあさんと出会い、世話になった。
そのおばあさんからツキを呼び込むには魔法の言葉が2つあると教わる。
それは「ありがとう」「感謝します」の二つ。また他人の悪口は絶対に言わない事。
ネガティブな言葉も絶対に使わないこと。悪口や否定語を使うとツキが逃げていく。
「ありがとう」「感謝します」を積極的に使い、それに「ツイている、運がいい」も繰り返し使う。


感謝しなさい!って事を言い出すと宗教の事になる
宗教だと信者を増やしたり、お金を集める事になるが、真実は何も求めない
宗教的な事を、宗教とかかわりのない人が、宗教的な事をわかりやすく伝える


※あなたは宇宙銀行に貯金していますか?
人の手助けをする事は宇宙銀行に貯金する事
人の為に何かする事が貯金になる
悪い事をすればマイナスに 貯金が減る


【儲けんと思わば天に貸せ】
 何でも人は正直に全心全力を尽くして、
一生懸命に働いて天に貸してさえ置けば、
天は正直で決して勘定違いはありません。
人ばかりを当てにして、人から礼を言われようとか
人から褒められようとか、これだけのことをすれば、
こうしてくれるだろうかとか、骨折り損になりやしまいかとか、
そんなケチナ考えで仕事をしているようでは、
決して大きなものにはなれません。

 労働は神聖なもので、決して無駄になったり、
骨折り損になったりするような安っぽいものではありません。
どこへでも構わず播しておけば、いつしか芽がでてくるものです。
 正直な労働であれば枯れもせず腐りもせず、
天がちゃんと預かってくれます。
 どしどし働いて、出来るだけ多く天に預けておく者ほど
大きな収穫が得られるのです。
私は初めからこういう考えで、幾度出来損なっても、
どんなに人に笑われても、そんなことには一切頓着せず、
ただ何がなしに天に貸すのだ、天に預けるのだと
思い込んで今日まで働いてきましたが、
天はいかにも正直です。三十年間貸し続けたのが、
今日現にどんどん帰ってくるようになりました。
(森村市左衛門 明治時代の実業家)


※無財の七施
【無財の七施 むざいのななせ】
お金を使わなくても出来る七つの施し、他人へのプレゼント。

・眼施(がんせ・げんせ)
 優しいまなざし、他人を思いやる目をする。
・和顔悦色施(わげんえっしょくせ)
 温かい笑顔で接する。
・言辞施(げんじせ)
 思いやりのある言葉をかける。
・心施(しんせ)
 心のこもった感謝の気持ちを述べる。
・身施(しんせ)
 手足を使い人のために汗を流す。見返りを求めず無料奉仕をする。
・房舎施(ぼうしゃせ)
 一夜の宿を提供する。
・床座施(しょうざせ)
 席や場所を譲る。


※1440分の1%
1日24時間を分表示したもの その1%を目標の為に毎日続けて努力する。


最後に
今回の講習は基礎の部分 見えないけれど1番大切な部分
ほとんどの講習は良い事を聞いただけで終わるのが多い→役に立たない
目標は紙に書く、頭の中だけではハッキリしない
絶えず追求していけば夢の実現が近づく

リピーターをつかむには「ハード」と「ソフト」の両面が大切
「ハード」→設備.技術等 綺麗で掃除の行き届いた店 下手な所には行かない
「ソフト」→人間力・心の通う店 リラックスできる 良い波動がある 一生勉強
世の中はすべて人間→それがビジネス



金メダリストの秘話
 ギブ・アンド・ギブを心がけている。けっして、ギブ・アンド・テイクではない。
見返りを一切期待せず、尽くすことだ。
と、言うは易し、なかなか実行できるものではない。ついつい、
「これだけしてあげたのだから、今度は私のために・・・と思ってしまう。
私は自分自身で、これを「スケベ根性」と呼んでいる。
心のどこかで、相手のお返しを心待ちにしているという意味だ。
 ある日、NHKのニュースに、ミュンヘン五輪・水泳の金メダリスト田口信教(ノブタカ)さんが出演していた。
キャスターが質問をした。「大会前に、金メダルを取れると思っていましたか?」と。
普通の日本人なら、謙遜して「まったく」というような答えを期待するところだ。
 これに反して、田口さんは「はい」と答えた。そして、こう説明する。
 自分は一生懸命に練習をして、オリンピック選手に選ばれた。だから、自信がある。
でも、世界中から、同じように自信満々の選手がやってくる。
誰が金メダルを取ってもおかしくはない。では、どうしたら自分が金メダルを取れるのか。
 キャスターは引き込まれて「それで?」と訊いた。
 一生懸命に、これ以上はないという努力をしたのだから、あとは神様に頼るしかない。
どうしたら、神様は自分の見方をしてくれるのだろうか、と考え続けた。
そうだ、「良いこと」をすれば、きっと勝たせてくれるに違いない。
 その日から、電車に乗ったらお年寄りに親切に努めた。
でも、席を譲ろうとしてもなかなかお年寄りが乗ってこない。
探すようにして見つけると、喜んで席を譲ったのだという。
 そして、金メダル。
 笑い話ではない。実話である。たしかに、田口さんは私のいうところの「スケベ根性」があった。
その上での親切だ。でも、「良いこと」には違いないし、そのお年寄りに何かを期待したわけでもない。
見返りを期待したのは、神様に対してなのだ。
 ギブ・アンド・ギブは難しい。ちょっぴり神様からのご褒美を期待しつつ、実践しているうちに、
知らずと身につくような気がする。



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